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2010年2月 7日 (日)

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか
美崎栄一郎

花王に勤めている美崎栄一郎さんのデビュー作。
ノート術の本はこの1−2年でたくさんの本が出版されて、一種のブームになっている感がある。ノート術、というと一見軽く見られそうな題材で(正直そう思っていたが)、内容はもっと自己啓発のためのノート術、というものになっている。
自己啓発、スキルアップにどう有効にノートを使うか、というのがこの本のテーマ。
ノート、記録というととかく軽視するビジネスパーソンは多い。ノートさえ携帯しない人もはっきり言って多い。
この本は備忘録、とかいうような消極的なノートの使い方ではなく、成果を出すための積極的・戦略的なノートによる記録法を提唱している。
このテーマは自分が最近考えてきたこととまさに符合し、本当に示唆を得ることができた。
何でもいいから、アイデアや気づきをどんどん記録し、それらを組み合わせたりふくらませて企画や大きなアイデアを作るというのは本当にその通りで、とても大きな効用があると実感している。
また、自己投資におけるノートの使い方は勉強になった。

アクションプラン:
●結果のフェーズを重視する(必ずノートやメモで自分の行動を再評価し、改善につなげること)
●アイデア出し(メモ帳を買ってみるのはいいかも)
●自己投資(目的を明確化する。投資と成果、再投資による効果の最大化のために、書き出して分析・評価すること)
●A書評(アクションプランの策定)

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思いつきを拾うメモノート

   * とにかくどんな状況でも取り出せてスピーディーに書ける
   * 「タスク管理」と「アイデア出し」に使う
   * 簡単なキーワードに落としてメモする
   * メモノートは断片メモやまだ考えが整理されていない思いつきでいいと割り切る

情報の基地となる「母艦ノート」

   * 記憶装置となるハードディスクの役割を果たす
   * メモノートはすべて母艦ノートに貼付ける
   * 母艦ノートは単なるメモではなく、アウトプットすることを前提に記録する(あとで企画書等に清書する下書き)

三冊ノート仕事術

   * 外出先や移動中で書き留めた思いつきメモ、プリントアウトした各種資料などすべて母艦ノートに帰還
   * 母艦ではそれらの情報を並び替えたり組み替えたりふくらませたりして、最終的に文書にしてアウトプットしていく
   * どなときでもメモノートだけは必ず持参する
   * ノートは記録帳ではなく、いつでも過去の仕事内容を参照できるハードディスク 生きた経験としてずっと残る
プロジェクトノート

   * PDCAサイクル
   * 仕事の生産力を上げるのに重要なのはCとA
   * 実行したことや、その結果をメモし、問題点や改善すべき点、うまく言った点を記録する。
   * それは自分が実際に経験した価値ある気づき「自分固有の経験知」
①予想のフェーズ
②実行のフェーズ
③結果のフェーズ

   * ①②③同じページに追記
   * 「結果のフェーズ」実際に行動して気づいたことやその結果を記入
   * 予算との差異チーム内のコミュニケーション等
   * 結果としてまとめる

「企画」に活かすノート術

   * アイデア出しにノートを活用
   * 「携帯できること」「雑に書けること」がポイント
   * キーワード出し 制限時間を決めて考えられる要素をすべて書き出す(自分にプレッシャーかける)
   * 一人ブレスト
   * キーワードをブレークダウンできることがあればどんどん書き出す
   * まとめるつもりではなく、頭に浮かんだことをすべて記録
   * 記憶しようとすると、脳が占有されてアイデアが出なくなるー「忘れるために」書き出す
   * 移動時間を使ったアイデア出し

自己投資のためのノート術

   * 「どういう成果」を得るために時間とお金をかけているか 目的を明確にする
   * 「自己投資は複利」知識、経験、人脈により自分の価値が上がる、価値が上がった自分をさらに再投資
   * 投資と成果を細かく検証することが重要
   * 自己投資は短期で運用すること

①目的の明確化
②資格の活用
③資格取得までの期間とプランを立てる

読書はA書評でまとめる

   * 本の内容を自分の仕事の中ですぐに使う
   * 「実行すること」をノートに書いておく(アクションプラン作成)
   * 学びは実行しないと身に付かない キーワードに落とし、アクションプランにする
   * 本を読んだら、必ず一つ、そこから何か自分が実行することを決める。そうすることで、他人の体験を凝縮した優れた本の内容を、自らの経験に変えることができる
   * 実行するには「キーワード」に落とす 自分がすぐに実行できるアクションプランを立てる

セミナーノート術

   * セミナーの効用 「アクションプランにつながる「気づき」」「人脈」
   * 「何を持って帰るか」イメージして参加する

ボツネタは「アイデア倉庫」に

   * ボツネタも決して捨てない。組み合わせの素材として使える

成功も失敗もノートに記録して、成長の糧にする。
ノートの取り方は「ビジネススキル」



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コメント

公式サイトで引用させていただきました。
http://www.note272.net/?p=1997

まさに・・・言いたかったことを・・ドンぴしゃで・・気づいてくれて嬉しい感想です。

ありがとうございます。

投稿: 美崎栄一郎 | 2010年3月 9日 (火) 06時50分

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